あゆみHistory
あゆみHistory
カワソーテクセルは140年を超える歩みの中で、瀬戸物、碍子、セラミックス、メタライズへと時代とともに歩んでまいりました。
その道が1本につながっていることは、私たちの持つ保有技術を磨き続けてきた証でもあります。
セラミックスに金属を気密接合させるメタライズ技術―私たちが今、時代の最先端で育んでいるこの技術が、
豊かな未来への礎になることを願って、今日も研鑽を続けてまいります。
カワソーテクセルは「せともの」の町、愛知県瀬戸市で食器製造業として創業しました。
当時の社名は「川惣」。創業者である川本惣吉に由来します。
以来、時代のニーズに即した製品やサービスの提供に努め、定評のある電力資材をはじめ、新しい技術として確立したメタライズを新機軸に、事業を展開しています。
電気用碍子分野に進出。
今日でもカワソーテクセルの重要な製品の一つです。
架線金物の分野に進出。
昭和24年、碍子に加え、拡大する電力インフラの整備に対応すべく、配電材料分野の事業を拡大しました。
耐塩じん霧特性の高いダブルスカート型碍子を開発。
新交通システム用碍子の製造を開始。
製鉄所内の設備用に、また、塩害をうけやすい、いわゆる臨海地の交通機関や橋梁に当社製の碍子をお使いいただくようになりました。交通機関用としては、ゆりかもめ、ポートライナーに代表される新交通システム用として数多くの路線で使用いただいています。また、その実績が評価され、海外においても使用いただいております。
密閉形電線ヒューズの製造を開始。
当時、遮断部には有鉛はんだを使用していましたが、鉛フリー化に取り組んでおり、2011年にはすべての電線ヒューズの鉛フリー化を実現しました。当社のコンセプトのもう一つは、長寿命化です。エレメント部を一体構造とし、継ぎ目をなくすことで、繰り返し応力に強い電線ヒューズを実現しています。
陶磁器の経験を活かしセラミックス分野に進出。
アルミナ系を中心に原料の調合から焼成までを行っています。絶縁性に加え、耐熱、耐摩耗、耐蝕をキーワードに、新たな事業に乗り出しました。
セラミックスと金属を気密接合するために必要なメタライズ技術を確立。メタライズ製品の製造を開始。
混練、塗布、焼成といったプロセスをひとつひとつ詰め、試行錯誤を繰り返して、メタライズ技術を獲得しました。電流導入端子、絶縁継手、絶縁パイプといった製品をラインアップしています。
TIG溶接製品の製造を開始
広島県呉市に工場を新設
ろう付(金属接合)製品の製造を開始
セラミックスと金属を接合するプロセスにろう付工程があることから、蓄積した技術を金属接合分野へも展開しました。銅、アルミ、ステンレスなどを中心に真空・窒素雰囲気でろう付します。
海外での展示会に初出展
(ドイツ・ハノーファーにて開催された「HANNOVER MESSE 2017」に出展)
本社3階にカフェルームを新設
変圧器絶縁バンド(FRP)の製造を開始
広島工場本棟リニューアル
堺に新工場(三宝サイト)を増設
製品に関するご質問、資料をご希望の方は電話・メールにて受け付けております。
各種Web会議での商談も承っておりますので、お気軽にお問合せください。