

表面温度のバラツキが少ない
流路設計

熱源との隙間をなくすため平面度と平行度は0.02mm以下

ろう付により本体とフタの全面を隙間なく接合
ユニバーサルヒートシンクは標準ラインナップでありながら、自在に追加工のカスタマイズが行える当社独自の水冷ヒートシンクです。お客様が自在にタップ穴や貫通穴のレイアウトを行えます。
※ご依頼いただいてから追加工を行うため、納期は約2週間程度をいただいております。
| タップ穴・貫通穴加工 | 備考 | 標準仕様品 | △ | 加工自体は可能ですが、加工箇所に大きな制限があります。 |
|---|---|---|
| ユニバーサル品 | ◎ | ご希望の位置に加工可能です。 |
| セミユニバーサル品 | ○ | 両端にのみ加工可能です。 |
ヒートシンク内部を流れる冷媒は、熱を吸収しながら進むため、入口付近と出口付近では温度が異なります。
表面温度のバラツキが少なくなる流路設計が大切です。

カワソーテクセルはヒートシンク表面の均一冷却を大切にしています。
流路設計が均一冷却にどれくらい影響するか、比較動画をご用意しましたので、こちらをご覧ください。
ヒートシンクを設計するには、最終的に6つの項目を埋める必要がありますが、とりあえず冷却性能を決める条件となる2つ(熱負荷と熱源のサイズ)があれば、残りの項目をヒアリングのうえ、ヒートシンクを設計・提案します。

〜来て、見て、触って、ヒートシンクの冷却性能を確認できます〜
装置の稼働自体を左右するヒートシンクですが、冷却性能をきっちりと把握するのが難しいというお声を聞くことがあります。
「性能試験をする設備がない」「諸条件を変えた場合の性能を知りたい」そのようなご要望がありましたら、ぜひ当社のヒートシンク・ラボをご利用ください。
お客様立会いのもと、以下の様な条件を変えながら
リアルタイムで冷却性能をモニタリングいただけます
変更可能な条件
発熱体の熱をとるには、ヒートシンクとの接触面積をより増やす(隙間なく接触する)ことが重要なポイントです。
当社では、平面度および平行度を0.02mm以下にするなど、面精度にこだわっています。

三次元測定機
ヒートシンクの耐食性向上や酸化防止のため、「めっきをしてほしい」という要望を頂きます。これを守るために自社でめっき設備を導入。ヒートシンクの移動を極力なくすことで、表面の傷つき防止に力を注いでいます。

めっきライン
真空ろう付または窒素雰囲気ろう付によりヒートシンク本体(水路側)とフタの全面を隙間なく接合していますので、水路がつながったり、水漏れの心配がありません。

【X線透過装置による接合部の確認例】

ボイドがほとんどない
良好な接合状態
良好なフィレットが形成
ヒートシンク本体で使用している銅やアルミは変形しやすい材質なので、口金(配管接続部)はステンレス製を推奨しています。
口金と本体はろう付により接合していますので、長期信頼性にも優れており、安心してお使いいただけます。
水冷式ヒートシンクは、その材質によって使用できる冷媒が決まります。使用環境や温度によって、最適な冷媒をご提案します。
| 材質 | 推奨する冷媒 |
|---|---|
| 銅 | 純水(※イオン交換ユニットで管理されたもの) 不凍液(防錆剤入り) エチレングリコール+純水 プロピレングリコール+純水 |
| アルミ | 純水(※イオン交換ユニットで管理されたもの) 不凍液(防錆剤入り) エチレングリコール+純水 プロピレングリコール+純水 |
| ステンレス | 冷媒の種類を選びません |
放熱性に優れる銅、軽量化やコスト面に優れるアルミ、耐食性に優れるステンレスなど、用途や使用環境に合わせた材質で最適なヒートシンクを設計・製作します。とにかくすぐ欲しいという方には、銅製とアルミ製の標準仕様ヒートシンクもラインナップしています。
| 特性 | 銅 | アルミ | ステンレス |
|---|---|---|---|
| 熱伝導率 | 398 | 236 | 17 |
| 比重 | 8.82 | 2.68 | 7.93 |
| 耐食性 | ○ | △ | ◎ |
※ヒートシンク周辺、例えばチラーや配管、テフロンチューブ、グリス、熱伝導シートなどについてもお気軽にお問合せ下さい。