新交通システム用碍子 | カワソーテクセル株式会社【設計開発型ものづくり企業】

塩害等の汚損による絶縁抵抗低下に強い“深溝2重構造”
今日の安定運行を支える

線路内トロリー線を支持する碍子装置

“深溝2重構造”とは

トロリー線等を支持する“碍子装置”に使用する碍子に採用されています。
しかし、新交通や製鉄所内は汚損による絶縁抵抗値の低下が懸念されます。

深溝2重構造の最大の特徴は“沿面距離の長さ”です。沿面距離が通常よりも長いため、磁器内部まで汚損されにくく、絶縁抵抗値が低下しにくい構造です。

深溝2重構造(ダブルスカート型)

実現場で取付されている様子

※汚損液は、塩3%（海水の塩分濃度）、との粉4%（塩分を碍子表面に付着させるため使用）含有の水溶液。
噴霧量は、毎分1mm/cm²（台風時の降雨量並）。

当社の交通用碍子は国内外において、高い信頼性で安定運行・安定操業を支えています。
システム設計の段階からお客様と協力し、コンパクトで施工性に優れた碍子装置を設計・製作しています。